
貧血とは?

症状
貧血の症状は、体への酸素供給が滞ってしまうことにより引き起こされます。
倦怠感(だるさ)、めまい、頭痛、失神(しっしん)、耳鳴りや、
体への酸素供給を高めようと、動悸、息切れなどを生じます。
市販薬で対処できる貧血の種類

鉄欠乏性貧血の原因には、食事からの鉄分の摂取不足や、生理などによる出血があります。
鉄欠乏性貧血時に失われている赤血球で酸素供給を担うヘモグロビンを作るには、構成要素である鉄の補充が必要になります。
マスチゲン錠 | エミネトン | |
1回量 | 1錠 | 2〜3錠 |
1日 | 1回 | 2回 |
服用時間 | 食後 | 食後 |
成分 | ||
溶性ピロリン酸第二鉄 | 79.5mg | |
フマル酸第一鉄 | 540mg | |
シアノコバラミン | 50µg | 60µg |
葉酸 | 1mg | 6mg |
ビタミンB6 | 18mg | |
ビタミンC | 50mg | 360mg |
ビタミンE酢酸エステル | 10mg | 30mg |
硫酸コバルト | 0.9mg | |
硫酸銅 | 2.1mg | |
硫酸マンガン | 0.3mg | |
銅クロロフィリンカリウム | 9.96mg | |
銅クロロフィリンナトリウム | 9.96mg | |
※1日最大量を記載 |
販売製品の特徴
「マスチゲン錠」:1日1回で続けやすい。買いやすい14日分がある。
「エミネトン」:含有されている鉄の量が多い、1日2回服用しなければならないが、量を調節できる。胃腸への負担を減らす、「銅クロロフィリンカリウム」、「銅クロロフィリンナトリウム」が配合されている。
使用する際のポイント
・食後に服用する

・服用前後30分は、コーヒー、お茶、紅茶などは飲まない

ほうじ茶、烏龍茶、麦茶は飲んでも問題ありません。
・最低2週間は続ける

貧血症状が起きる時は、貯蔵鉄が0になっています。ヘモグロビンが作られれば症状が改善されますが、鉄が足りなくなるとまた貧血になってしまいます。
鉄欠乏により、貧血を繰り返す方は、しばらく服用を続けることをおすすめします。
体内の鉄の量が正常かどうかは、血液を調べてみないとわかりません。
繰り返す場合は、さらに長期の服用や別な疾患が隠れている場合もありますので医師に受診することをおすすめします。
最後に一言

レバーやイワシには、鉄分が多く含まれていますので、食事からの摂取も心がけることをおすすめします。
また、貧血に似た別の疾患も多々ありますので、症状が改善されない、繰り返す場合は医師に受診することをおすすめします。