
目次
パンシロンソフトベールの特徴
パンシロンシリーズ初テプレノン配合の胃腸薬
胃粘膜が弱っている状態だと、胃酸に胃が負けてしまい、胃がもたれたり、吐き気、胃痛が起こってしまうことがあります。
胃粘液が増えると、胃酸から胃を守ることができるため、それらの症状を抑えることができます。
銅クロロフィリンナトリウム配合
「銅クロロフィリンナトリウム」は、胃粘膜を保護することで、胃粘膜の修復を助ける成分です。
「テプレノン」を配合している製品では、「セルベールシリーズ」がありましたが、「銅クロロフィリンナトリウム」を同時配合しているものはありませんでした。
成分 | 作用 | パンシロンソフトベール | 新セルベール | セルベール |
テプレノン | 胃粘膜増加 | 112.5mg | 112.5mg | 112.5mg |
銅クロロフィリンカリウム | 胃粘膜保護・修復 | 40mg | ||
リパーゼAP6 | 脂肪消化酵素 | 14.7mg | ||
ソウジュツ乾燥エキス | 生薬成分 | 150mg(1500mg) | 150mg(1500mg) | 150mg(1500mg) |
コウボク乾燥エキス | 生薬成分 | 83.4mg(1000mg) | 83.4mg(1000mg) | 83.4mg(1000mg) |
胃の不快感を改善したい方は、「パンシロンソフトベール」
消化酵素配合で、食べ過ぎによる胃もたれを改善したい方は、「新セルベール」がおすすめです。
基本情報
主成分(3カプセル中)
テプレノン :112.5mg
銅クロロフィリンナトリウム: 40mg
ソウジュツ乾燥エキス:150mg(原生薬:1.5g)
コウボク乾燥エキス:83.4mg(原生薬:1.0g)
効能・効果
胃もたれ、はきけ(むかつき、嘔気、悪心)、食欲不振、胸やけ、嘔吐、胸つかえ、胃部・腹部膨満感、食べすぎ、飲みすぎ
用法・用量
成人(15才以上)、1日3回、食後に水又はお湯で服用。
パンシロンシリーズの特徴比較
パンシロンソフトベール | パンシロンビオリズム | パンシロンAZ | パンシロンクールNOW | パンシロンキュアSP | パンシロン01 | パンシロンG | |
胃酸分泌抑制成分 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
胃酸中和成分 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
胃粘液増加成分 | ○ | ||||||
胃粘膜修復成分 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
胃粘膜保護成分 | ○ | ○ | |||||
腸運動改善成分 | ○ | ||||||
消泡成分 | ○ | ||||||
消化酵素 | ○ | ○ | △ | ||||
乳酸菌 | |||||||
健胃生薬 | ○ | △ | ○ | ○ |
パンシロンソフトベール
「パンシロンソフトベール」は、胃粘液を増やす「テプレノン」を配合した製品です。
胃粘液が少なくなり、弱った胃による胃もたれ、吐き気、食欲不振におすすめです。
パンシロンビオリズム
「パンシロンビオリズム」は、消泡成分「ジメチルポリシロキサン」を配合し、お腹の張りの原因となるガスを消す効果があります。
胃腸の活動を促す成分や消化酵素も配合されているので、特に食事による胃の不快感、胃もたれにおすすめです。
パンシロンAZ、パンシロンクールNOW、パンシロンキュアSP
これらのシリーズは、胃酸による胸焼け、胃痛に効果を示します。
「パンシロンクールNOW」は、胃腸薬で珍しいトローチ剤です。
「パンシロンキュアSP」は、胃酸分泌を抑制する「ピレンゼピン塩酸塩水和物」を配合しています。制酸剤が胃酸を中和し、ピレンゼピンが胃酸分泌を抑制し、胃酸逆流による胸焼け、胃痛におすすめです。
パンシロン01、パンシロンG
「パンシロン01シリーズ」「パンシロンG」は、胃腸薬成分が総合的に配合されている製品です。
食べ過ぎ、胸焼け、胃もたれなど様々な症状におすすめです。
最後に一言

自分の状況に適した成分の配合されている胃腸薬を選ぶことをおすすめします。
参考:各製品添付文書