
状況に合った市販薬をご紹介します。
目次
口内炎薬の種類

・塗るタイプ
・貼るタイプ
・スプレータイプ
・内服タイプ
どれが良いのか?

貼るタイプ:頬や唇の内側など、貼りやすい部分におすすめ。一度くっつけば長い時間患部に留まります。
塗るタイプ:場所を選ばずに使用できます。種類によっては、水分を吸着し、ゲル化して固まるものもあります。

内服タイプでは、抗炎症成分の「トラネキサム酸」を含むものがおすすめです。
スプレータイプは、貼るタイプや塗るタイプの薬が苦手な方におすすめです。
口内炎を繰り返す方は、原因となるビタミン不足を補うため、「チョコラBB」などのビタミン剤を服用することをおすすめします。
種類別おすすめ市販薬
貼るタイプ

市販薬では、「アフタッチA」「トラフルダイレクト」などがあります。
アフタッチA:小型パッチ→歯茎など狭い部分にできたときにも付着可能。ゴツゴツして貼りにくそうな場合は軟膏を使用することをおすすめします。
トラフルダイレクト:中型パッチ→頬のような広い部分に口内炎ができた時にしっかり付着するのでおすすめです。
パッチ剤を貼るときのコツは、必ず患部をティッシュペーパーで拭いてから貼ることです。
患部が濡れていると剥がれやすくなります。
塗るタイプ

市販薬では、「大正口内軟膏クイックケア」や「トラフル軟膏PROクイックケア」は口内で剥がれにくいように、水分を吸い取り患部に吸着するような基剤を採用しているようですのでおすすめです。
内服薬(トラネキサム酸配合)

「トラネキサム酸」配合の口内炎市販薬では、「トラフル錠」「ペラックT錠」があります。
内容成分はそれぞれ同じです。
炎症を抑えるトラネキサム酸、カンゾウに皮膚の再生に関わるビタミンが入っています。
のど痛にも効果があります。
スプレー剤
スプレー剤では、「アズレンスルホン酸ナトリウム」と「セチルピリジニウム塩化物水和物」が入っているものがおすすめです。
アズレンスルホン酸ナトリウムは、抗炎症作用に粘膜修復作用、セチルピリジニウム塩化物水和物は、殺菌作用があります。
おすすめ市販薬は、「ストナのどスプレー」「チョコラBB口内炎リペアショット」です。
内服薬(ビタミン剤)

おすすめな市販薬は、「リボナミン錠F」です。
1日1回の服用で続けやすく、活性型ビタミンB6である「ピリドキサールリン酸エステル水和物」を配合しています。
ビタミンB6の配合量は、若干減りますが、続けやすさを選ぶのであれば、
グミのような剤型の「マスチゲンBBゼリー錠」があります。
グレープフルーツ味で1粒3.75kcalのグミ状の医薬品です。
最後に一言

市販薬では、治る期間を短くし、痛みを和らげてくれます。
また、口内炎は他疾患のシグナルの場合があるので、長期間治らない場合は、一度医師にかかることをお勧めします。