おすすめ市販薬 肩こり

【薬剤師が選ぶ】つらい肩こりにおすすめな市販薬

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肩こりにおすすめな市販薬をご紹介します。

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肩こりの原因

一般的な肩こりは、「筋肉の緊張」とそれに伴う「血管の圧迫による血流の低下」「神経へのダメージ」により、疲労、しびれなどが生じます。

肩こりを引き起こす原因としては、以下のようなものが挙げられます。

・長時間のデスクワーク

・悪い姿勢を取り続けてしまう

・眼精疲労

・運動不足

・ストレス

肩こりを改善するためには、原因を取り除くことが重要です。

長時間のデスクワークをしなければならない方は、悪い姿勢を取らないように姿勢を意識して改善したり、定期的にストレッチや首や肩の筋肉をほぐすような運動を取り入れることも有効です。

冷える環境だと、血行が悪くなってしまうので、カイロなどで温めることも有効です。

運動で筋肉を強化し、血行を良くすることも有効です。

 

注意しなければならない肩こり

肩こりといえど、背景に重大な疾患が隠されていることもあるので注意が必要です。

首の骨や周囲に異常があって生じる肩こり

首の骨には神経がつまっています。ヘルニアや腫瘍が生じると神経が圧迫され、肩こり症状が起こることがあります。

特に徐々に痛みが強くなる肩こりや寝ていても痛いような肩こりは、筋肉のコリが原因ではなく、骨の異常や腫瘍などの重大な疾患が隠れていることもあるので必ず医師に受診することをお勧めします。

血行が悪くなって生じる肩こり

血行が悪くなる原因に、狭心症、心筋梗塞、高血圧、低血圧などがあります。

目の疾患によって生じる肩こり

目の悪さを姿勢で庇ってしまい、長い時間悪い姿勢を取ってしまうことがあります。

それが原因で肩こりになっているケースもあります。

これらのケースでは、原因を改善できないと肩こりは治らないため、医師に受診することをお勧めします。

肩こりにおすすめな市販薬

肩こりは、筋肉のコリやそれに伴う血行障害が原因ですので、それに対する市販薬は対症療法(原因ではなく、症状の一時的な改善)になります。

肩の炎症を抑えて痛みを改善する

炎症を抑えて肩こり症状を改善する市販薬があります。

内服薬、外用薬(貼付タイプ、ローションタイプ、チックタイプ)など様々な剤型があります。

内服タイプ

成分には、「イブプロフェン」「ロキソプロフェンナトリウム」「アルミノプロフェン」などがあります。

副作用で胃を弱めてしまうこともありますので、胃の調子に注意しましょう。

頭痛薬と同じ成分ですので、余っているお薬があれば使えます。

ただし、アリルイソプロピルアセチル尿素のように眠気を引き起こすこともある成分が配合されているものもありますので、注意が必要です。

外用タイプ

成分には、「ジクロフェナクナトリウム」「フェルビナク」「インドメタシン」などがあります。

ジクロフェナクの方がわずかに皮膚炎の副作用発現頻度が高いため(2.5%※)お肌が弱い方は、「フェルビナク」製剤をご使用することをお勧めします。

※ボルタレン添付文書より

貼付剤

貼っておくだけなので、仕事などで頻繁に外用薬を塗ることができない方におすすめです。

温湿布や温感タイプのテープ剤は、血管を広げ血流を増加させるものがあります。

「ジクロフェナクナトリウム」1日1回

「フェルビナク」1日1〜2回

ローション、ゲル、チックタイプ

筋肉痛や範囲が広いなど、いろいろな用途で使いたい場合はこちらのタイプがおすすめです。

「ジクロフェナク」1日3〜4回

「フェルビナク」1日2〜4回

フェイタスシリーズは、「ジクロフェナク」「フェルビナク」の両成分で様々な剤型をラインナップしているので、好みに合わせて選ぶことができ、おすすめです。

筋肉をほぐして改善する

凝り固まった筋肉を一時的に弛緩させ肩こりを改善させる市販薬があります。
成分 分類 コリホグス ドキシン錠
クロルゾキサゾン 筋弛緩成分 300mg  
メトカルバモール 筋弛緩成分   500mg
エテンザミド 鎮痛成分 300mg 300mg
カフェイン水和物 カフェイン 50mg  
無水カフェイン カフェイン   30mg
トコフェロール酢酸エステル ビタミン   30mg
ジベンゾイルチアミン ビタミン   6mg
※1回量を記載 1日2回まで 1日3回

副作用で眠気を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

ビタミン剤で肩こりを改善する

市販のビタミン剤に肩こりを改善させる成分が入っているものがあります。

ビタミンB1:筋肉のエネルギー代謝に関与

「フルスルチアミン塩酸塩」「チアミン硝化物」など

ビタミンB6:アミノ酸(タンパク質)代謝に関与

「ピリドキサールリン酸塩」「ピリドキシン塩酸塩」など

ビタミンB12:神経機能に関与。神経のダメージによる痺れに有効。

「メコバラミン」「シアノコバラミン」など

ビタミンE:血行を促進

「d-α-トコフェロール」など

アリナミンEXゴールドは、臨床試験の結果が公開されています。

肩こりに関しては、71人の肩こり患者に臨床試験を行った結果。著明改善19.7%、改善42.3%と合計62%の方に改善が見られています

製品名 アリナミンEXゴールド アリナミンEX
成分/用法 1日3回 1日1回
フルスルチアミン塩酸塩 109.16mg 109.16mg
ピリドキサールリン酸エステル水和物 60mg  
ピリドキシン塩酸塩   100mg
メコバラミン 1500µg  
シアノコバラミン   1500µg
コハク酸d-α-トコフェロール 100mg  
dl-α-トコフェロールコハク酸エステル   103.58mg
ガンマーオリザノール 10mg 10mg
葉酸 1mg  
※1日量

アリナミンEXゴールドと、アリナミンEXで成分が多少違いますが、アリナミンEXゴールドは、アリナミンEXの成分の代謝活性体の形で成分が含まれています。

血行を促進して肩こりを改善させたい場合、ビタミンEが入っているものがおすすめです。

ビタミンEにも種類が色々ありますが、天然型ビタミンEの「d-α-トコフェロール」が含有されているものをおすすめします。

製品名 ユベラックス ユンケルEナトール
成分/用法 1日3回 1日2〜3回
d-α-トコフェロール 300mg 300mg
ビタミンB2酪酸エステル   10mg
γ-オリザノール   10mg
※1日最大量

更年期からくる肩こりを改善する

更年期障害の症状の一つに肩こりがあります。

肩こりの他に、「のぼせ」や「ほてり」などの更年期障害の症状がある場合は、以下の記事でご紹介した市販薬がおすすめです。

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最後に一言

肩こりに効く市販薬は、内服薬では鎮痛、筋弛緩、ビタミン、外用では消炎鎮痛成分が含まれたテープ、湿布、ローションなど様々な種類があります。

自分の肩こりの原因は何かを考え、それに適したお薬を選ぶことをおすすめします。

参考

わかりやすい病気のはなしシリーズ47肩こり/日本臨床内科医会

タケダ健康サイト/肩こり

くすりと健康の情報局/肩こりの症状

家庭の医学辞典

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