おすすめ市販薬 睡眠改善薬

【薬剤師が選ぶ】寝つきが悪い...眠りが浅い...ときのおすすめ市販薬

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市販されている睡眠改善薬をご紹介します。

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市販薬が使える不眠は?

市販薬で対処できる不眠は限られています。

市販薬の効能は、

一時的な不眠の次の症状の緩和:寝つきが悪い眠りが浅い

となっています。

一ヶ月以上続く不眠や、不眠症と診断された方は、市販薬は適しませんので、医師に受診しましょう。

 

睡眠を改善する12のこと

睡眠障害対処の12の指針というものがあります。

薬は一時的に睡眠を促すだけですので、以下の指針をまずは試してみることをおすすめします

1:睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分

-睡眠の長い人、短い人、季節でも変化、8時間にこだわらない

-歳をとると必要な睡眠時間は短くなる

2:刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法

-就床前4時間のカフェイン 摂取、就床前1時間の喫煙は避ける

-軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香り、筋弛緩トレーニング

リラックスできる自分なりの方法を毎晩寝る前に取り入れることも1つの方法です。

3:眠たくなってから床に就く、就床時刻にこだわりすぎない

-眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ寝つきを悪くする

4:同じ時刻に毎日起床

-早寝早起きでなく、早起きが早寝に通じる

-日曜に遅くまで床で過ごすと、月曜の朝がつらくなる

5:光の利用でよい睡眠

-目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計をスイッチオン

-夜は明るすぎない照明を

6:規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣

-朝食は心と体の目覚めに重要、夜食はごく軽く

-運動習慣は熟睡を促進

7:昼寝をするなら、15時前の20~30分

-長い昼寝はかえってぼんやりのもと

-夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響

長いお昼寝は夜の睡眠を妨げてしまいます。

8:眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに

-寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る

9:睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意

-背景に睡眠の病気、専門治療が必要

10:十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に

-長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談

-車の運転に注意

11:睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと

-睡眠薬代りわりの寝酒は、深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となる

飲酒は、一時的な睡眠は促しますが深い睡眠には悪影響を与えます。

12:睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全

-一定時刻に服用し就床

-アルコールとの併用をしない

引用:厚生労働省精神・神経疾患研究委託費 睡眠障害の診断・治療ガイドライン作成とその実証的研究班、平成13年度研究報告

市販の睡眠改善薬

市販の睡眠改善薬は、いろいろな製品が発売されています。

成分はすべて同じ

市販の睡眠改善薬に含まれる成分は、「ジフェンヒドラミン塩酸塩」のみです。

「ドリエル」「ネオデイ」など様々な種類の製品がありますが、中身はすべて「ジフェンヒドラミン塩酸塩50mg」で同じです。

成分 分類 ドリエル ネオデイ
ジフェンヒドラミン塩酸塩 抗ヒスタミン成分 50mg 50mg

睡眠改善成分「ジフェンヒドラミン塩酸塩」の働き

ジフェンヒドラミン塩酸塩の働きを簡単に説明します。

「ジフェンヒドラミン塩酸塩」は抗ヒスタミン成分に分類されます。

抗ヒスタミン成分は、作用する部位によって、「鼻炎薬」「かゆみ止め」「睡眠改善薬」として使用されます。

ジフェンヒドラミン塩酸塩は、脳でヒスタミンの働きを押さえ、覚醒を抑えることで眠気を促します

気をつけること

睡眠改善薬は、覚醒を抑えて眠気を促すため、注意することがあります。

服用後、乗り物または機械類の運転操作をしない。

「ジフェンヒドラミン塩酸塩」は、脳の覚醒を抑えるため、眠気だけではなく「集中力」「判断力」「作業能率」も低下させてしまうことがあります。

それをインペアードパフォーマンスと言います。

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翌日まで、持ち越すことがありますので、だるさや眠気など少しでも気になることがあれば、危険な操作は避けましょう。

重複使用を避ける

抗ヒスタミン成分は、鼻水を抑える用途などで様々な製品に含まれています。

「風邪薬」「鼻炎薬」「咳止め」「酔い止め」「かゆみ止め」などです。

「アレグラFX」「クラリチンEX」は脳への影響が少なく、「服用後、乗り物または機械類の運転操作をしないこと」との記載がない抗ヒスタミン成分ですが、そのほかの抗ヒスタミン成分が入っている製品ではこの文言が必ず記載されています。

複数薬を使用しなければならない場合、店舗販売員の方とご相談ください。

最後に一言

市販の睡眠改善成分で対処できる不眠は、限られています。

まずは、睡眠に関わる生活を見直し、それでも改善されない場合のみ市販薬を考えましょう。

市販薬を使用して改善しない、連用が必要になってしまう場合は、医師に受診することをおすすめします。

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