風邪薬 おすすめ市販薬

【薬剤師が選ぶ】7つの症状別おすすめ風邪薬

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状況別のおすすめ市販薬をご紹介します。

風邪薬の基本

風邪薬の効能は、ほとんど以下のものとなっています。

効能:かぜの諸症状(のどの痛み、せき、発熱、鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、たん、頭痛、悪寒、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

一般に風邪薬は、「発熱・のど痛・鼻水・鼻づまり・くしゃみ・頭痛など」一通りの症状に効果がある総合感冒薬が販売されています。

成分ごとの選び方は以下にまとめました。

【成分で選ぶ】おすすめな風邪薬の選び方

風邪薬の基本成分 発熱、頭痛を止める成分:アセトアミノフェン、イブプロフェンなど ...

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風邪薬の選び方

風邪薬のおすすめな選び方は、

1、最もつらい症状にあった成分の入っている薬を選ぶ

2、症状のない余計な成分の入っていない薬を選ぶ

3、自分が服用できるか確認する

【市販薬のコツ】自分にぴったりの薬を選ぶ3つのポイント

目次1 一番つらい症状の薬を選ぶ2 入っている成分の種類が少ない薬を選ぶ3 パッ ...

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今回は、風邪の症状がいくつかあり、その中でもつらい症状はどれかごとでおすすめの市販薬を紹介します。

症状が少ない場合は、成分の少ない市販薬を紹介した以下の記事をご参照ください。

【薬剤師が選ぶ】風邪におすすめな6つの症状別シンプル市販薬

総合感冒薬ではなく、シンプル成分の薬を使う理由 副作用のリスクを減らすため 風邪 ...

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【のど痛がつらい】

のど痛がつらい方は、鎮痛成分の「イブプロフェン」や、抗炎症成分の「トラネキサム酸」が入っているものをおすすめします。

市販薬では、「ルルアタックEX」「ストナアイビージェルS」「コルゲンコーワIB錠TX」がおすすめです。

成分 効果 ルルアタックEX ストナアイビージェルS コルゲンコーワIB錠TX
イブプロフェン 解熱鎮痛成分 450mg 450mg 450mg
トラネキサム酸 抗炎症成分 750mg 750mg 750mg
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 抗ヒスタミン成分   3.5mg 3.5mg
クレマスチンフマル酸塩 抗ヒスタミン成分 1.34mg    
ブロムヘキシン塩酸塩 去たん成分 12mg 12mg  
グアイフェネシン 去たん成分     250mg
ジヒドロコデインリン酸塩 咳止め成分 24mg 24mg 24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 気管支拡張成分 60mg 60mg 60mg
無水カフェイン 頭痛改善成分   30mg 75mg
チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩) ビタミン 25mg    
リボフラビン(ビタミンB2) ビタミン 12mg    

 

【鼻水がつらい】

鼻水がつらい方は、鼻症状全体を改善する抗ヒスタミン成分に加え、鼻水をしっかり止める「抗コリン成分」が含まれているものをおすすめします。

市販薬では、「ベンザブロックS」「ルルアタックNX」がおすすめです。

新ルルAゴールドs」や「ストナジェルサイナスS」は咳止め成分の「ノスカピン」がさらに加えられているので、つらい咳の症状がある方にもおすすめです。

成分 分類 ベンザブロックS ルルアタックNX 新ルルAゴールドs ストナジェルサイナスS
アセトアミノフェン 解熱鎮痛成分 900mg   900mg 900mg
イブプロフェン 解熱鎮痛成分   450mg    
トラネキサム酸 抗炎症成分 420mg      
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 抗ヒスタミン成分 3.5mg      
クレマスチンフマル酸塩 抗ヒスタミン成分   1.34mg 1.34mg  
ジフェニルピラリン塩酸塩 抗ヒスタミン成分       4mg
ベラドンナ総アルカロイド 抗コリン成分   0.3mg 0.3mg 0.3mg
ヨウ化イソプロパミド 抗コリン成分 6mg      
ブロムヘキシン塩酸塩 去たん成分   12mg 12mg  
グアイフェネシン 去たん成分       150mg
ジヒドロコデインリン酸塩 咳止め成分 24mg 24mg 24mg 24mg
ノスカピン 咳止め成分     48mg 48mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 気管支拡張成分 60mg 60mg 60mg 60mg
無水カフェイン 頭痛改善成分 75mg 75mg 75mg 75mg
ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体) ビタミン   25mg 24mg  
リボフラビン(ビタミンB2) ビタミン   12mg    
ヘスペリジン ビタミン 90mg      

 

【鼻づまりがつらい】

鼻づまりは、鼻で炎症により血管が拡張することによります。ですので、血管収縮成分が入っているものをおすすめします。

市販薬では、「ベンザブロックLシリーズ」がおすすめです。

ベンザブロックLとプラスの違いは、抗ヒスタミン成分がクロルフェニラミンマレイン酸塩がd-クロルフェニラミンマレイン酸塩になっています。

抗ヒスタミン成分は、副作用で眠気を引き起こすことがあるのですが、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩の方が比較的眠くなりにくい成分です。

また、プラスの方には、去たん成分の「L-カルボシステイン」が入っています。

「L-カルボシステイン」は去たん作用だけではなく、鼻水の粘度も下げてくれるので、鼻水がつらい方にもおすすめです。

成分 分類 ベンザブロックL ベンザブロックLプラス
イブプロフェン 解熱鎮痛成分 450mg 450mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 抗ヒスタミン成分 7.5mg  
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 抗ヒスタミン成分   3.5mg
塩酸プソイドエフェドリン 血管収縮成分 135mg 135mg
L-カルボシステイン 去たん成分   750mg
ジヒドロコデインリン酸塩 咳止め成分 24mg 24mg
無水カフェイン 頭痛改善成分 75mg 75mg

【咳がつらい】

咳がつらい方は、咳止め成分の「ジヒドロコデインリン酸塩」と「ノスカピン」が入っているものをおすすめします。

咳がつらい方は、「ストナプラス2」「新ルル-A錠」をおすすめします。

合わせて、たんがつらい方は「ストナプラスジェルS

合わせて、鼻水がつらい方は「新ルルAゴールドs」「ストナジェルサイナスS」をおすすめします。

ただし、抗コリン成分のベラドンナ総アルカロイドでは、副作用に口の乾きがありますので、気になる方は避けてください。

成分 分類 ストナプラス2 新ルル-A錠S ストナプラスジェルS 新ルルAゴールドs ストナジェルサイナスS
アセトアミノフェン 解熱鎮痛成分 450mg 900mg 900mg 900mg 900mg
エテンザミド 解熱鎮痛成分 750mg        
クレマスチンフマル酸塩 抗ヒスタミン成分   1.34mg   1.34mg  
ジフェニルピラリン塩酸塩 抗ヒスタミン成分 4mg   4mg   4mg
ベラドンナ総アルカロイド 抗コリン成分       0.3mg 0.3mg
ブロムヘキシン塩酸塩 去たん成分     12mg 12mg  
L-カルボシステイン 去たん成分     750mg    
グアヤコールスルホン酸カリウム 去たん成分   240mg      
グアイフェネシン 去たん成分         150mg
ジヒドロコデインリン酸塩 咳止め成分 24mg 24mg 24mg 24mg 24mg
ノスカピン 咳止め成分 48mg 48mg 48mg 48mg 48mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 気管支拡張成分 60mg 60mg 60mg 60mg 60mg
無水カフェイン 頭痛改善成分   75mg 50mg 75mg 75mg
ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体) ビタミン   24mg   24mg  
リボフラビン(ビタミンB2) ビタミン     12mg    
アスコルビン酸(ビタミンC) ビタミン 500mg        

【たんがつらい】

たんがつらい方には、去たん成分の「アンブロキソール塩酸塩」「ブロムヘキシン塩酸塩」に「L-カルボシステイン」が入っているものをオススメします。

市販薬では「パブロンSゴールドW」「ストナプラスジェルS」がおすすめです。

「ストナプラスジェルS」は咳止め成分「ノスカピン」や気管支拡張成分「dl-メチルエフェドリン」がさらに加わっていますので、咳がつらい方にもおすすめです。

成分 分類 パブロンSゴールドW ストナプラスジェルS
アセトアミノフェン 解熱鎮痛成分 900mg 900mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩 抗ヒスタミン成分 7.5mg  
ジフェニルピラリン塩酸塩 抗ヒスタミン成分   4mg
アンブロキソール塩酸塩 去たん成分 15mg  
ブロムヘキシン塩酸塩 去たん成分   12mg
L-カルボシステイン 去たん成分 750mg 750mg
ジヒドロコデインリン酸塩 咳止め成分 24mg 24mg
ノスカピン 咳止め成分   48mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 気管支拡張成分   60mg
無水カフェイン 頭痛改善成分   50mg
リボフラビン(ビタミンB2) ビタミン 12mg 12mg

【全部つらい】

つらい症状別に選ぶのをおすすめしていますが、全部つらいという方におすすめな製品は「新ルルAゴールドDX」です。

のど痛を抑える「トラネキサム酸」、鼻水を止める「ベラドンナ総アルカロイド」、咳を楽にする気管支拡張成分「dl-メチルエフェドリン」が入っておりバランスの良い製品です。

用法 分類 新ルルAゴールドDX
アセトアミノフェン 解熱鎮痛成分 900mg
トラネキサム酸 抗炎症成分 420mg
クレマスチンフマル酸塩 抗ヒスタミン成分 1.34mg
ベラドンナ総アルカロイド 抗コリン成分 0.3mg
ブロムヘキシン塩酸塩 去たん成分 12mg
ジヒドロコデインリン酸塩 咳止め成分 24mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 気管支拡張成分 60mg
無水カフェイン 頭痛改善成分 60mg
ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体) ビタミン 24mg

【眠気がつらい】

風邪薬で困るのが眠気です。

風邪の時は栄養補給と睡眠が第一なので、無理して動くのはよくないですが、そうは言ってられない方におすすめの製品を紹介します。

まずは、症状が少ない方では以下の記事でまとめた症状ごとの少ない成分の製品を使用することをお勧めします。

【薬剤師が選ぶ】風邪におすすめな6つの症状別シンプル市販薬

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眠気が現れる原因となるのは、主に抗ヒスタミン成分ですので、それが入っていないものをおすすめします。

製品では、「パブロン50」「改源」「ストナデイタイム」があります。

ただし、鼻症状を改善する抗ヒスタミン成分が入っていませんので、効能は以下のものとなります。

かぜの諸症状(発熱、 頭痛、 のどの痛み 、せき、たん、悪寒、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和
※「ストナデイタイム」に含有されている、ジヒドロコデインリン酸塩は、眠気を引き起こす可能性がある成分ですので、注意が必要です。
成分 分類 パブロン50 改源 ストナデイタイム
アセトアミノフェン 解熱鎮痛成分 900mg 900mg 450mg
エテンザミド 解熱鎮痛成分     750mg
グアヤコールスルホン酸カリウム 去たん成分 250mg   225mg
※ジヒドロコデインリン酸塩 咳止め成分     18mg
デキストロメトルファン臭化水素塩水和物 咳止め成分 48mg    
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 気管支拡張成分   30mg  
無水カフェイン 頭痛改善成分   75mg 75mg
カンゾウ末 生薬成分   200mg  
ケイヒ末 生薬成分   200mg  
ショウキョウ末 生薬成分   100mg  

 

最後に一言

店頭で風邪薬を探しても様々な製品が並んでいてどれがどれだかわからない。

今回は、成分から症状別のおすすめ製品を紹介いたしました。

少しでも、自分にピッタリの市販薬を見つける手助けになればと思います。

ただし、風邪を治すのに一番重要なのは、栄養補給に睡眠ですので、無理をせず体をゆっくり休ませてください。

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