市販薬のコツ 貧血用薬

【市販薬のコツ】貧血薬に含まれる「鉄」の種類と特徴

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貧血薬に含まれる鉄には、いくつか種類があります。

その鉄の種類と特徴についてご紹介します。

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鉄の特徴

市販薬に含まれる鉄には、「フマル酸第一鉄」と「溶性ピロリン酸鉄」が代表的です。

鉄の種類

フマル酸やピロリン酸は鉄を安定化させるために結合している分子です。

鉄に何が結合しているかによって、鉄のとる状態が変わります。

フマル酸第一鉄:Fe2+(第一鉄:2価)

ピロリン酸第二鉄:Fe3+(第二鉄:3価)

鉄の吸収

鉄は、小腸で吸収されます。

鉄は、簡単には吸収されず、小腸に鉄を通す専用のトンネルがあります。

そのトンネルは、Fe2+を通すような設計になっているので、

Fe3+はFe2+に変換されてから吸収されます。

つまり、鉄はFe2+の状態でしか吸収されません。

Fe3+の状態の鉄は、ビタミンCなどによって還元されFe2+の状態にしてから吸収されます。

市販の貧血薬

市販薬の貧血薬をご紹介します。
  エミネトン マスチゲン錠
1回量 2〜3錠 1錠
1日 2回 1錠
服用時間 食後 食後
成分 1日最大量 1日最大量
フマル酸第一鉄 540mg  
溶性ピロリン酸第二鉄   79.5mg
シアノコバラミン 60µg 50µg
葉酸 6mg 1mg
ビタミンB6 18mg  
ビタミンC 360mg 50mg
ビタミンE酢酸エステル 30mg 10mg
硫酸コバルト 0.9mg  
硫酸銅 2.1mg  
硫酸マンガン 0.3mg  
銅クロロフィリンカリウム 9.96mg  
銅クロロフィリンナトリウム 9.96mg  

「エミネトン」の特徴

鉄の種類Fe2+(第一鉄:2価)

鉄の量540mg(鉄として180mg)、1錠中では約30mg

服用回数1日2回

成分:胃腸の負担を減らす「銅クロロフィリンカリウム」、「銅クロロフィリンナトリウム」が配合。

その他:状態に合わせて服用量を調節できる。

「マスチゲン錠」の特徴

鉄の種類Fe3+(第二鉄:3価)

鉄の量79.5mg(鉄として10mg)

服用回数1日1回

容量買いやすい14日分がある

使用する際のポイント

食後に服用する

鉄などのミネラルは、胃に負担をかけ吐き気などを引き起こすことがありますので用法を守り食後に服用しましょう。

服用前後30分は、コーヒー、お茶、紅茶などは飲まない

コーヒーやお茶に含まれるタンニンは、鉄を吸着し吸収を阻害してしまいます。

ほうじ茶、烏龍茶、麦茶は飲んでも問題ありません。

最低2週間は続ける

体内の鉄は、赤血球のヘモグロビンに65〜70%、肝臓や筋肉などに貯蔵鉄として30〜35%存在します。

貧血症状が起きる時は、貯蔵鉄が0になっています。ヘモグロビンが作られれば症状が改善されますが、鉄が足りなくなるとまた貧血になってしまいます。

鉄欠乏により、貧血を繰り返す方は、しばらく服用を続けることをおすすめします

体内の鉄の量が正常かどうかは、血液を調べてみないとわかりません。

繰り返す場合は、さらに長期の服用や別な疾患が隠れている場合もありますので医師に受診することをおすすめします。

最後に一言

無理なダイエットやバランスの悪い食事は、鉄の摂取を減らし貧血を引き起こす原因となります。

レバーやイワシには、鉄分が多く含まれていますので、食事からの摂取も心がけることをおすすめします。

また、貧血に似た別の疾患も多々ありますので、症状が改善されない、繰り返す場合は医師に受診することをおすすめします。

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