咳止め薬 副作用

【マメ知識】咳止め薬で注意すべき成分(小児・妊婦・授乳婦編)

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咳止め薬に含まれる成分によっては、注意しなければならない人がいます。

使用に注意すべき人とその理由についでご紹介します。

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咳止め薬に含まれる成分

中枢性せき止め成分

中枢のせき反射を抑えることで、せきを抑える成分です。

コデインリン酸塩水和物」「ジヒドロコデイン水和物」は体質によって眠気や便秘の副作用を起こすこともあります。また、小児や妊婦などにも注意が必要な成分です。

去たん成分

たんを出しやすくする成分です。

たんを出すことは、風邪に対する生体の防御反応です。

たんが絡む場合は、去たん成分を主体に製品を選ぶことをおすすめします。

去たん成分のみの市販薬もあります。

気管支拡張成分

炎症によって収縮してしまった気管支を広げてくれる成分です。

キサンチン誘導体の「テオフィリン」「ジプロフィリン」は、小児や授乳婦に注意が必要な成分です。

抗ヒスタミン成分

アレルギー反応によるせきを抑える成分です。

注意すべき副作用に眠気があります。

d-クロルフェニラミンマレイン酸塩」は、「クロルフェニラミンマレイン酸塩」の眠気を少なく改良した成分です。

眠気に関しては以下の記事にまとめました。

【市販薬のコツ】眠くならない薬を選ぶ3つのポイント!徹底解説

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眠気防止成分

眠気を防止する成分として無水カフェインがあります。

せき止めには、「コデインリン酸塩」や「抗ヒスタミン成分」など体質によっては眠気を引き起こす成分が含まれています。

その眠気を抑制するために「無水カフェイン」が含有されている場合があります。

ただし、眠気を避けるためには、プラスで眠気防止のカフェインが入っているものよりも、眠気の原因となる成分が入っていないものの選択をおすすめします。

胎児や母乳を介して乳児に移行するため、妊婦、授乳婦に注意が必要な成分です

小児

「コデインリン酸塩水和物」「ジヒドロコデインリン酸塩」

コデイン類の副作用に呼吸抑制があります。

米国では、12歳未満の小児にコデイン類の使用を避けることになったため、日本でも2019年度から投与禁忌となります。

【市販薬情報】コデイン類が12歳未満禁忌になる理由

なぜ12歳未満禁忌になるのか? 発端は、米国FDA(アメリカ食品医薬品局:米国で ...

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「テオフィリン」「ジプロフィリン」

けいれんを起こしたことがある小児

発熱している小児(テオフィリン)

→小児は、テオフィリンを体内から除去する能力が変動しやすいため、血中濃度の上昇やけいれんを起こす可能性があるため。発熱している場合、テオフィリンの血中濃度上昇やけいれんが起こることがある。

コデイン類やテオフィリン類(キサンチン誘導体類)を含まない咳止め

コデイン類やテオフィリンを含まない咳止めには、「浅田飴子供せき止めドロップ」や「キッズバファリンせきどめシロップ」などがあります。

 

妊婦・授乳婦

「コデインリン酸塩水和物」「ジヒドロコデインリン酸塩」

授乳婦(服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること)

→母乳への移行性があるため

妊婦(相談すること)

マウスでの試験で催奇形性、分娩前投与で出産後新生児に退薬症状、呼吸抑制の報告があるため。

抗ヒスタミン成分

授乳婦(服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること)

→母乳中へ移行することが報告されている(ジフェンヒドラミン塩酸塩、クレマスチンフマル酸塩、メキタジン)

妊婦(相談すること)

→妊娠中の投与に関する安全性は確立していない

「無水カフェイン」

妊婦(相談すること)

→胎児に心拍数増加を引き起こす可能性がある

授乳婦(相談すること)

→母乳中へ移行することが報告されている。乳児に頻脈、不眠を引き起こす可能性がある

「テオフィリン」「ジプロフィリン」

授乳婦(服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること)

→母乳中へ移行することが報告されている。乳児に神経過敏を引き起こす可能性がある

妊婦(相談すること)

→テオフィリン(ジプロフィリンに類似の構造)における、動物実験で催奇形性の報告がある。

「dl-メチルエフェドリン」

妊婦(相談すること)

→妊娠中の投与に関する安全性は確立していない

授乳婦(相談すること)

→妊娠中の投与に関する安全性は確立していない

去たん成分

妊婦(相談すること)

→妊娠中の投与に関する安全性は確立していない

上記成分を含まない市販薬

上記成分を含まないせき止め薬には、「龍角散」、「龍角散ダイレクト」があります。

効能は、「せき、たん、のどの炎症による声がれ・のどのあれ・のどの不快感・のどの痛み・のどのはれ。」です。

妊婦や授乳婦への臨床試験は行えないため、薬による副作用は不明確です。

安易な薬の使用は避け、まずはかかりつけの医師に相談することをおすすめします。

最後に一言

小児、妊婦、授乳婦が使用できない場合、必ずパッケージに記載がされています。

また、用法用量を誤ってしまうと、より副作用が起きやすくなってしまいますので、

必ず添付されている説明文書を読んでから薬を使用することをおすすめします。

参考:各製品添付文書

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