咳止め薬 副作用 市販薬のコツ

【市販薬のコツ】咳止め薬で注意すべき成分(高血圧、糖尿病等疾患編)

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咳止め薬に含まれる成分によっては、注意しなければならない人がいます。

使用に注意すべき人とその理由についでご紹介します。

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咳止め薬に含まれる成分

中枢性せき止め成分

中枢のせき反射を抑えることで、せきを抑える成分です。

コデインリン酸塩水和物」「ジヒドロコデイン水和物」は体質によって眠気や便秘の副作用を起こすこともあります。

去たん成分

たんを出しやすくする成分です。

たんを出すことは、風邪に対する生体の防御反応です。

たんが絡む場合は、去たん成分を主体に製品を選ぶことをおすすめします。

去たん成分のみの市販薬もあります。

気管支拡張成分

炎症によって収縮してしまった気管支を広げてくれる成分です。

dl-メチルエフェドリン」や「トリメトキノール塩酸塩水和物」などは、交感神経を刺激する作用があり、高血圧、糖尿病、心疾患、甲状腺機能障害の方に対して、使用前に医師や薬剤師などに相談することとなっている成分です。

抗ヒスタミン成分

アレルギー反応によるせきを抑える成分です。

注意すべき副作用に眠気があります。

d-クロルフェニラミンマレイン酸塩」は、「クロルフェニラミンマレイン酸塩」の眠気を少なく改良した成分です。

眠気に関しては以下の記事にまとめました。

【市販薬のコツ】眠くならない薬を選ぶ3つのポイント!徹底解説

眠気を避ける薬の選び方 眠気が起こる成分が入っていない薬を選ぶ 確実に眠気を避け ...

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眠気防止成分

眠気を防止する成分として無水カフェインがあります。

せき止めには、「コデインリン酸塩」や「抗ヒスタミン成分」など体質によっては眠気を引き起こす成分が含まれています。

その眠気を抑制するために「無水カフェイン」が含有されている場合があります。

ただし、眠気を避けるためには、プラスで眠気防止のカフェインが入っているものよりも、眠気の原因となる成分が入っていないものの選択をおすすめします。

 

製品の注意事項を確認する方法

使用できる薬かどうかは、製品の裏に記載されている、「次の人は服用しないでください。」「次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。」を確認することでわかります。

服用しないでください:こちらに記載されている状況に当てはまる方は、その薬を使用してはいけません

相談ください:こちらに記載されている状況に当てはまる方に、悪影響を与えることが報告されている成分が含まれています。必ずしも使用してはいけないというわけではありませんが、できれば避けることをおすすめします。

 

糖尿病

「dl-メチルエフェドリン」「トリメトキノール塩酸塩水和物」「メトキシフェナミン塩酸塩」(相談すること)

肝臓のグリコーゲンの分解を促進し、血中グルコースを増加させる恐れがあるため、糖尿病の方は注意が必要な成分です。

 

高血圧

「dl-メチルエフェドリン」「トリメトキノール塩酸塩水和物」「メトキシフェナミン塩酸塩」(相談すること)

交感神経刺激作用により、心悸亢進、血圧上昇を起こすおそれがあるため、高血圧の方は注意が必要な成分です。

 

緑内障・排尿困難・前立腺肥大症

「抗ヒスタミン成分」(相談すること)

抗ヒスタミン成分には、緑内障や排尿困難、前立腺肥大症を悪化させるおそれがある「抗コリン作用」を持つ場合があります。

成分では、「クロルフェニラミンマレイン酸塩」「ジフェンヒドラミン塩酸塩」「マレイン酸カルビノキサミン」などがあります。

 

心疾患

「dl-メチルエフェドリン」「トリメトキノール塩酸塩水和物」「メトキシフェナミン塩酸塩」(相談すること)

交感神経刺激作用により、心悸亢進、血圧上昇を起こし、心臓に負担をかけるおそれがあるため、心疾患がある方には注意が必要な成分です。

 

甲状腺機能障害

「dl-メチルエフェドリン」「トリメトキノール塩酸塩水和物」「メトキシフェナミン塩酸塩」(相談すること)

甲状腺機能障害では、交感神経が高まっており、症状を悪化させるおそれがあるため注意が必要な成分です。

「ジプロフィリン」「テオフィリン」(相談すること)

甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強するおそれがあるため、甲状腺機能障害の方に注意の必要な成分です。

 

上記成分を含まない製品

糖尿病、高血圧、緑内障、排尿困難、前立腺肥大症、心疾患に対する注意事項が記載されていない製品

「dl-メチルエフェドリン」「抗ヒスタミン成分」を含まない製品に「コンタックせき止めダブル持続性」があります。

甲状腺機能障害

「dl-メチルエフェドリン」「ジプロフィリン」を含まない製品に「ベンザブロックトローチ」があります。

 

最後に一言

多くの咳止めに含まれる、各疾患で注意しなければならない代表的な成分をご紹介しましたが、市販薬には数多くの種類の成分が含まれています。

薬を使用する際は、必ずパッケージを確認し、使用する前には添付文書を読んでから使用することをおすすめします。

気になることがあれば、かかりつけの医師や薬剤師、店舗の登録販売者に相談することをおすすめします。

参考:各製品添付文書

OTC医薬品 使用上の注意ガイドブック

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