薬の疑問 副作用

【薬の疑問】薬は2倍量飲めば、効果は2倍になるのか?

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薬は2倍量飲めば、効果は2倍になるのか?

答えは、!薬は、2倍量飲んだところで、効果は2倍になりません

薬はどのようにして効くのか?

体の機能は、様々な生体内で作られるの伝達物質によってコントロールされています。

多くの場合、薬はその機能を補助したり、阻害したりすることにより効果を示します

薬の効き方については、以下の記事で紹介しています。

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多くの薬は、酵素の働きを阻害して「伝達物質」の生成を抑えたり、症状を引き起こすスイッチになる「受容体」をブロックすることで、症状の発生を抑えます。

薬を2倍飲んだときの効果は?

薬の用量は、臨床試験によって作用を示す量で、副作用の現れにくい量で調整されています

多くの薬は、作用する対象の(酵素や受容体)数に依存します。

通常、薬は十分作用を示す量が用量として設定されているので、それ以上増やしてもその分効果が増えるといったことはありません

以下が薬を2倍量飲んだ時の働きを示すイメージ図です。

薬の用法・用量は、安全性と有効性を示すベストな量で設定されていますので、薬を倍飲んでも効果が倍になるといったことはありません。

薬を多く飲んだ時に起こりうること

副作用が現れる?

薬は、副作用が起こりにくいように、主作用の作用部位に選択的に働くように設計されています

しかし、多く飲んでしまうと、他の作用部位に働いてしまう確率が上がりますので、副作用のリスクが増えます

内臓がダメージを受ける?

薬は、体内に入ったあと分解され排出されます。

その分解、排出を担っているのが、肝臓や腎臓です。

体内に入った薬が多すぎると、分解、排出の負担が増え臓器にダメージを与えることがあります

 

用量を守れば副作用は現れない?

では、用法、用量を守れば副作用は現れないのでしょうか?

答えは、!用法、用量を守っても副作用が現れることもあります。

アレルギー反応:薬の副作用の一つにアレルギー反応があります。アレルギー反応は少量でも起こり得ますので、用量に依存しません。

さらにアレルギー反応では、体の免疫反応が過剰になり、重篤化する場合がありますので、必ず添付されている説明文書を読み、記載されている症状が現れたら、医療機関へ受診してください。

効果を示す用量でも別な部位で作用を示してしまう:体質によっては、副作用部位でも作用を示してしまうこともあります。例えば、鼻炎薬による眠気があります。

 

最後に一言

薬の用量は、臨床試験によって「効果、副作用」のバランスを考えて厳密に設定されています。

薬を多く飲んでも効果が上がるわけではなく、むしろ副作用のリスクの方が上がります

用法、用量を守って使用することがベストな薬の使い方です。

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