市販薬のコツ

【市販薬のコツ】市販薬を併用できるか確認する方法

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薬を併用したいとき、安全に薬を選ぶ方法をご紹介します。

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薬を併用できるか見分ける方法

現在服用している薬とこれから服用したいお薬を同時に使って良いかは、添付文書を確認するとわかります

パッケージには書いていないものが多いので、注意が必要です。

しかし、製品の添付文書は開けなければ確認することができません。

そこで、添付文書の記載事項を確認できるサービスをご紹介します。

お薬検索

お薬の添付文書の情報を簡単に検索できるサイトがあります。

お薬検索/日本OTC医薬品協会

1、お薬検索にアクセス、「製品名」を入力

2、使用上の注意をタップ

3、「本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください」を確認

併用してはいけないものがある場合、今服用している市販薬、これから服用しようと考えている市販薬、どちらにも記載されています

簡単な確認方法は、今服用している薬の添付文書を確認し、それに記載されていないものを探すといった方法です。

併用に注意が必要な市販薬

市販薬は、医療用医薬品と違いさまざまな成分が入っている複合剤です。

知らずと同じ成分や同じ作用を示す成分が入っているものを使用しがちになってしまうので、注意が必要です。

特に、風邪薬は、「解熱鎮痛成分」「鼻水、くしゃみ改善成分(抗アレルギー成分)」「鎮咳成分」「去痰成分」「カフェイン」など色々な成分が含まれています。

風邪薬と併用できない市販薬

鎮痛薬:イブプロフェン、アセトアミノフェン、エテンザミドなど同種同効成分が含まれています。

鼻炎薬、かゆみ止め、乗り物酔い止め、睡眠補助薬、咳止め:抗ヒスタミン成分は、風邪薬をはじめさまざまな薬に使用されています。

名前も、「クロルフェニラミンマレイン酸塩」「ジフェンヒドラミン塩酸塩」「フェキソフェナジン塩酸塩」「メキタジン」などさまざまなので成分表示を見ただけではわかりにくいので、必ず添付文書の記載事項を確認してから使用しましょう。

咳止め:抗ヒスタミン成分だけではなく、ジヒドロコデインリン酸塩などの「咳止め成分」が重複してしまいます。

なぜ、併用してはいけない薬があるのか?

なぜ併用してはいけない薬があるのかを簡単にご説明します。

同じ(同種)成分が含まれている

同じ(同種)成分でも、別な用途で使われる薬もあります

例えば、抗ヒスタミン成分が抑えるヒスタミンは、体のさまざまな部分で生体反応をコントロールしています。

中枢では覚醒をコントロール」し、「末梢ではアレルギー反応をコントロール」しています。

このように、同じ種類の成分でも様々な用途で使われることがあります。

抗ヒスタミン成分は、「睡眠改善薬」として使われるように、中枢ではヒスタミンの覚醒を抑え眠気を促します

しかし、他の薬にとっては、眠気は副作用になってしまいます。

同種成分を併用してしまうと、眠気などの副作用が増強されてしまうことがありますので、鼻炎薬や風邪薬、睡眠改善薬を使うときは、必ず記載事項を確認しましょう

片方の成分の効果を上げてしまう、もしくは下げてしまう(代謝酵素の影響)

薬によっては、作用がまったく違う場合でも、他の薬の作用に影響を与えるものがあります

薬が体に入ってから、排泄される過程では、主に肝臓で薬物代謝酵素により分解されます。

薬を併用によって、

代謝酵素の許容量を超えてしまい、体の薬物濃度が上がり副作用が出やすくなってしまう

薬が体に入ったことで代謝酵素が誘導され、薬がすぐに分解されてしまい、効果が出なくなってしまう

などのことが起こることがあります。

薬がどの代謝酵素で分解されるのか、代謝酵素が誘導されることがあるのかなどは、開発時の試験や臨床試験などで多くは判明しています。

薬の併用で影響のあるものは、必ず添付文書の情報に記載がありますので、使用する前に必ず確認しましょう。

片方の成分の効果を下げてしまう(吸着の影響)

薬が薬にくっついてしまい吸収を抑えてしまう場合があります。

抗生物質の一部は鉄剤とキレートという複合体を形成してしまい、吸収を1/10まで下げられてしまう場合があります

医療用医薬品と市販薬の併用

市販薬と市販薬の併用の場合は、市販薬の添付文書に記載がされています。

しかし、医療用医薬品と市販薬の併用は、市販薬の添付文書には併用の可否が記載されていません

服用している医療用医薬品がある場合は、かかりつけの医師か処方箋をもらった薬局に相談してから市販薬を選ぶことをおすすめします

医療用医薬品の併用注意成分を調べる方法

医療用医薬品の添付文書には、詳しく併用注意成分などが記載されています。

医療用医薬品の詳しい情報は、医薬品総合情報機構/添付文書検索で調べることができます。

専門的な情報が記載されていますので、ご利用上の注意を確認の上ご確認ください。

添付文書の情報は補助的なものとし、薬を併用したい場合は、かかりつけの医師、薬剤師に必ず相談をしてください。

最後に一言

薬は、体に良いことだけではなく、用法や用量を誤ってしまうと体に害を与えてしまうことがあります。

特に、用量は薬が最も安全で効果が出る量を臨床試験の結果から設定されています

同じ成分や同じ働きをする成分を同時に使用してしまうと、効果は変わらず体に害を与えてしまいます。

必ず添付文書の情報をしっかり読んでから薬を使用するようにしましょう。

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