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【薬剤師が解説】薬をやめても便秘にならないワザ

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ついつい便秘になってしまうとお薬に頼りがちになります。

便秘薬は使いすぎると効果が弱まってしまいますので、

便秘を根本から改善する必要があります。

そのような時に効果的な日常生活のちょっとしたコツをご紹介します。

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便秘の種類と治す方法

一般的な便秘は3種類に分類されます。

それぞれに合わせた改善のポイントをご紹介します。

弛緩性便秘

筋力の低下や、刺激性便秘薬の常用により起こる便秘です。

一般的な便秘の2/3はこのタイプで、特に女性や高齢者に多い傾向があります。

便秘の改善には、適切な「食事」「運動」「排便」が大切です。

【食事】

朝昼晩しっかり食事をとることが重要です。

食事は、内容のバランスだけではなく、量もしっかりとることもポイントです。

おにぎりなどだけで済ませず、定食といった量もバランスも取れる食事がおすすめです。

便の形成には、食物繊維が必要です。野菜をとるように心がけましょう。

食物繊維だけの整腸薬に「ベストールファイバー」があります。

食物繊維がなかなか日常生活でとれないときは、これでサポートすることも効果的です。

便の8割は水分ですので、水分の摂取も重要です。

起床時の冷たい飲み物は、腸の動きを活発化するため、効果的です。

【運動】

便秘の原因の一つに排便に関わる筋力の低下があります。

日常生活でちょっとした運度を織りまぜると効果的です。

例えば、電車で背筋を伸ばして姿勢を保ったり、夜寝る前、朝起きた時に腹式呼吸を5回ほどしてみましょう

ウォーキングも効果的なので、通勤時に一駅前で降りて歩いて通ったり、朝晩ウォーキングの習慣をつけることもおすすめです。

【排便】

排便を我慢しなければならない環境が続くと、「直腸性便秘」につながってしまうことがあります。

便意の有無にかかわらず、朝家を出る前、昼食前など時間を決めてトイレに行くことを心がけましょう。

出なくても問題ありません、いつ行けるかを体に覚えさせるだけでも、便の我慢を減らすことができます。

 

直腸性便秘

便を我慢したり、浣腸を常用することにより起こる便秘です。

数日便が出ない程度では、便秘ではありません

便秘薬が癖になっている方は、先ほど紹介した日常生活の工夫を行いつつ便秘薬を減らしましょう。

また、好きな時間にトイレに行けない、運転業務が長い方などは、定期的にトイレに行くことを心がけましょう。

8時と12時と15時にはトイレに行ける。というように1日のスケジュールを把握しておくことで、便の我慢を最小限にできます。

弛緩性便秘と同様に生活習慣も合わせて改善していきましょう。

 

けいれん性便秘

ストレスなどの神経バランスの乱れにより、腸の動きが弱まり起こる便秘です。

こちらもバランスの良い食生活が重要です。

また、刺激物、高脂肪食、アルコールは、避けることがおすすめです。

ストレスや休養不足が原因となるため、睡眠や休みの日のしっかりとした休養が重要です。

毎日仕事に追われている方は、夜10時から1時間は完全自由タイム!などと休息時間をもうけましょう

 

病院へ行かなければならない便秘

便秘でも、腸に原因がある場合は病院へ行かなければ治りません。

腹痛、吐き気、嘔吐、血便、発熱といった症状が便秘に伴う場合は、

腸に異変が起きて便秘になっている可能性があります。

急激な便秘やいつもと違う便秘を感じる時は、一度病院へ行き、医師に相談しましょう。

 

最後に一言

便秘は多くの場合、食生活や運動を改善することで解消されます。

刺激性の薬に頼ってしまうと、腸がそれに慣れてしまい、通常時の便が出にくくなってしまいます。

食生活や運動をガラッと変えることは難しいですが、

ちょっとした改善をすることが重要です。

便秘薬に頼らず、スッキリした毎日を過ごせる体質に変えていきましょう!

参考:e-ヘルスネット便秘と食事(厚生労働省)

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